最終更新日:2024/12/25

NikonのZマウントレンズ、ナナニッパこと『NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S』。
レンズ自体の写りは最高なのだが、唯一残念なのが三脚座。
プッシュボタンに指があたってすっぽ抜けたり、すぐ緩んでグラつく不安を感じたりしたことはないだろうか?

今回はそんな三脚座の話を少々。。。


すっぽ抜けて地面に落下


Z70-200mm f/2.8Sや、Z400mm f/4.5Sでつかわれるこのタイプの三脚座。

ねじ込み式のロックに追加して、プッシュボタンで脱着しやすい仕組みになっている。

三脚座は三脚に設置する以外にも、Peak Designのアンカーリンクスを取り付けたり、カメラハーネスのネジを取り付けたり、使い方によっては様々な用途がある。

ハーネスを使っている際などはよくここを握って持ち上げたり、ここを持って移動したりもしてしまう。

このNikon純正は、「PUSH」ボタンの位置が下についているのだが、逆さにして持つ際は上に来るので、手で握った際に意図せず押し込んでしまうことが多々ある。

ネジのロックが緩んでいると、カメラとレンズがセットで地面にガツンと逝ってしまうことになる。
実際、私も何度かやらかしている。

当たり所が良かったのか、いずれも撮影には問題がない状態を維持できているが、このさきもそうである保証はどこにもない。

さて、どうするか、、、というときに見つけたアイテムがこちら


おすすめアイテム
『iShoot THZ720』


Amazonでなにかいいものは無いかとあれこれみていて見つけたのがこちらの「iShoot THZ720」

参考までに左が純正、右がTHZ720だ。

プッシュボタンの位置に注目してほしい。
逆さにして持った際、指で押し込んでしまう位置にボタンがない!!

もうこれだけでも素晴らしいのだが、このほかにも2つ。
①手前に曲がっているので持ち運びしやすい。
②アルカスイス互換。

純正と比べると多少ごつくなるが、安全性と利便性は格段にアップするアイテム。

価格は24年12月時点で2,999円とリーズナブル。

ぐらつく、落としそうになった、落としたことがある…という方は、物は試しで付け替えてみてはいかがだろうか。

Amazonの販売ページはこちら


万一に備えて、保険も忘れずに…!


カメラやレンズを誤って落下させて壊してしまった際に、修理代をカバーできる保険に入っておくのも一つの手。ちなみに私は楽天超かんたん保険の「持ち物サポートプラン<充実コース(本人型)」に加入している。

このプランは、携行品に損害が発生した際、
節約コース(年間1,530円)で10万円まで補償
標準コース(年間1,990円)で20万円まで補償
充実コース(年間2,730円)で30万円まで補償
してくれるというもの。
いずれも自己負担は1事故あたり3,000円。1機材あたり最大10万円といった制約事項もあるが、わずかな保険金でこれだけカバーしてくれるのなら御の字だ。
とはいえ高額機材は満額保証にはならないので、そこだけが不安といえば不安。。

個人的にもう一つ気になっているのがdocomoのAI保険。
これはプランのカスタマイズをすることで、月間500円(年間6000円)で100万円まで補償してくれるらしい。1事故当たり自己負担5,000円で、1機材あたりの最大といった制約の記載は見当たらなかった。

追加で入るか、乗り換えるか、、、悩ましいところだ。

話が多少それたが、一度壊してしまうと、修理に出しに行かないといけない、修理の間はその他の機材でカバーしないといけないという事態になってしまうので、壊さないでいるのが一番。

純正に中華製の怪しいアイテムをつけることに多少の抵抗はあったものの、実際付け替えてみたところ、使い勝手の良さ、そして落下リスクをなくすことができるという点で大満足の逸品だった。

70-200mmに買ったのだが、400mm用にもう1つ注文し、すべてこのiShoot THZ720に付け替え、純正は箱にそっと戻した。
ちなみに販売サイトによると、Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sでも使えるとのこと。

純正だからと盲目的にヤバい三脚座を使い続けるのか、つけかえて安心安全を手に入れるかはあなた次第。…とはいえ、たぶん中華製なので、THZ720自体も個体差は多少なりともあるものと思われる。届いたらしっかり検品を。。。

Amazonの販売ページはこちら