最終更新日:2025/11/14
大変使い勝手が良く、ほどよい光量をだすことができ、仕事の撮影で大活躍しているGodox V100だが、先日2台のカメラでV100を交互に付け替えながら撮影中に、
ロックリングを回しても、サブカメラ側から取り外せなくなるという事件が発生した。
何が起きたのか?
本来、正常な状態ではロックリングを回してロックをすると、固定用のピンがカメラ側の穴に刺さり、固定されるようになる。


左がロック解除時、右がロック時のピンの状態。
ロック解除すると固定用のピンが持ち上がりカメラから取り外せるようになる仕組みなのだが、、、
実際、どうなってしまったかというと・・・
ロックを解除してもピンが下がったまま。
つまりカメラ側の穴に刺さったまま取り外せない状態となってしまったのだ…。

左が正常な状態で、右が今回トラブルが発生したV100の状態。
ロック解除とともにもち上がるはずの機構部分が中途半端な位置で取り残されてしまっていることがわかる。


今回は撮影中に起きてしまったので、どうしたら外せるかじっくり検証する時間もなく、、、とりあえず何事も無かったかのようにストロボはサブカメラ側のみで使うよう運用をきりかえてなんとか凌いだが、内心は「えーーーなんで外れないのーーーー」と…( ;∀;)
取り外し方法
帰宅後、ピンを内部から引っこ抜こうと一生懸命ストロボ下部のネジ4本を取り外し、さぁ分解するぞ!という直前、あることに気づいた。
あれ、もしかしてここ指で押し込んだらピン上がるんじゃない?と。

指で押し込んでみた結果・・・

ピンが上がった!!!
その後、恐る恐るカメラボディに再度取り付けて、ここを指で押し込んでみたが、、、あっさりと取り外すことができた。
同じ機構のGodoxストロボをお使いの方は、いざというときは正面側から指突っ込んでここを持ち上げれば簡単に取り外せるよ!ということを覚えておくと、役に立つかことがあるかもしれない。
ちなみにこのロックピンは約2.3mmくらいの長さがあり、無理やり引っ張って抜けるようなものではない。抜けなくなったからといって力づくで抜こうとするのはやめておいたほうが良いだろう。

修理してみよう!
流石にこのあともずっとこれで使い続けるのはしんどい。
正規代理店経由で買っていれば、正常利用範囲内での故障として、修理してもらうこともできるかもだが、、、良くも悪くも自己責任のアリエクで買っているので、その手は使えない。
この部分のパーツ自体は比較的だれでも簡単に交換できるよう作られており、
ネジ4本を取り外し、フラットケーブル1本接続するだけの簡単な仕組みとなっている。
ヨドバシやアマゾンでもサッと買えればよいのだが、残念ながら国内で取り扱っているお店がないのでアリエクで注文した。
「Godox V100」 + 「シュー」と検索すると、交換用のパーツがずらっとでてきた。価格はお安いところだと1つあたり送料含めて1200~1400円と思いのほかリーズナブルだった。
実際に交換してみた結果。
現在は商品到着待ちの状態。
パーツが届き次第、付け替えの様子も更新予定だ。