最終更新日:2025/5/18
過去にも何度かカメラを落下させてしまったことはあったが、いずれのケースも無事だった…。
しかし、今回は当たり所が悪く…マウント部分がもげるという大惨事に。。。
いったい修理はいくらかかるのか?
加入している携行品保険は適用できるのか?
どうやって申請するのか?
…などなど、備忘録としてまとめてみた。
テーブルから床に落下…
テーブルから地面に落下したカメラは、床に落ちた時、ボディーとレンズに分かれていた・・・。


本来あるべきZ9の姿と比較するとこんな感じ。


おわかりいただけただろうか。
ボディー側のマウント金具がもげてしまっているのだ…。
ちなみにレンズ側に残っていた金具はグイっと回したら取り外すことができた。
修理に出すのはボディだけでも?と思ったが、既に修理申請してしまっているし、ここまで大きい衝撃を与えてしまったのも事実。念のためこのままレンズも修理にだすことにした。

修理の概算見積もりは…?
WEBの修理受付から故障内容を選択するのだが、「ショック・落下の修理品」…これでいいのだろうか?

これでボディ・レンズともに出した概算見積もりの結果がこちら。

なかなかに良いお値段だ。ここから実際に修理に送って、詳細になると、大きく下がったりすることも多い。
(と、これを書いた5/3の時点では、後日ここから倍以上に膨れ上がることをまだ知らない…)
保険をつかってみよう
以前別の記事で「保険に入っておくのもひとつの手」として「楽天超かんたん保険」を紹介していたが、実はあの後、やっぱり最大10万は不安だなーということから「ドコモのAIほけん」に切り替えていた。
2025年2月上旬に申し込みし、翌3月1日から適用されているドコモのAIほけん。
まさかこんな早く使う日が来るとは…。

この手の保険は、すぐに連絡を入れたほうがいいのか、それとも修理がすべて終わってから連絡をしたほうがいいのか…
サイトをみても、加入前の案内はあれこれ多く書かれているが、加入後は「電話しろ」くらいしか書かれていない。
備忘録として、私の対応を時系列でまとめてみた。
事故発生からの時系列
5月1日、17時ごろ
撮影中、誤ってテーブルからカメラを落下させる
Z9+24-70 f/2.8 Sをつけた状態で落下させてしまい、Z9のマウントがもげ、もげた方が24-70にくっついたままの状態に。
…ちなみにその後の撮影は、何事もなかったかのように予備機であるZ8と、緊急時用のレンズ24-200mmので対応した。
万一の際も撮影が継続できるよう、常に予備をもっておくのは大事なポイント。
撮影から帰る道中に、ニコンのWEBサイトからピックアップサービス利用での修理依頼をだした。
梱包品の到着は最短となる5月3日のAMを指定。
5月1日、帰宅後
レンズ側に残っていたマウント部分の金具、もしかしたら取れるんじゃね?と回してみたところ、取り外しに成功。予備機のZ8に装着して動作確認したところ、ズーム動作、AFは無事動いていることが確認できた。ただ、衝撃によっておかしくなっている可能性は無きにしもあらず…。
5月2日、12時ごろ
ドコモのAIほけん「事故時のお問い合わせ先(ご加入中のお客様専用)」の専用ダイヤルに電話をかける。電話の先は、ドコモではなく東京海上日動(保険会社)の事故専用受付窓口だった。
★聞かれたこと
・カメラを落とした場所
・落とした時間
・修理見積もり有無
・壊れたところの写真有無
・保険の番号?
…ちなみに保険の契約番号はわからなかかったが、名前、住所、電話番号、生年月日などから調べてもらえた。見積もりについては概算しかないので、修理センターで実際にチェックされてから詳細見積もりが来ると伝えたところ、それ以上は聞かれなかった。
SMSで専用のチャットの案内を送るから動画をみて準備を、担当者から連絡が行くといった旨を伝えられ、電話は終了した。
電話を終えて約10分後…
東京海上日動(保険会社)からSMSが届く。
記載のURLを開くと、メッセージボードとやらの案内動画が始まった。
メッセージボードとは、担当者とチャットできるツール(ファイルのアップロードなどが可能)だそうで、説明に従って準備をすることに。
開設には「東京海上日動のLINEを友達追加」という手順がある。どうやらLINEの機能をつかっているようだ。

ひとまず開設を終え、担当者とチャットのやり取りができる状態となった。
チャットは使えるようになったものの、これなにか私からメッセージを送ったほうが良いのだろうか?
よくわからないのでいったんこのまま待つことにする。
5月2日、14時ごろ
担当者からメッセージが届く。
といっても、固定のテンプレをどんとまとめて貼り付けられたようなもの。
用意するものなどあれこれ書かれていたが、肝心の費用はまだ概算しかない。この点について担当者とやりとりしたところ、修理後に明細がでてからあらためて手続きを進めることに。
ちなみにメッセージにはこんな免責事項がかかれていた。
補償内容
保証は時価額を限度とし、免責金額は5,000円となります。時価額は、ご購入額がから経過年月分の償却分を差し引いて算出します。修理可能な場合は、時価額と修理金額のいずれか低いほうを損害額とし、修理不能な場合は時価額を損害額とします。
そのため、修理代を全額お支払いすることをお約束するものではございません。
時価額、、、いったいいくらになるのだろうか。
他所のサイト情報だが、カメラの償却は「5年」と書かれていたので計算してみると、Z9購入時の金額が「628,650円」。21年の12月末に買ったので約4年経過していることになる。
そうなると、20%の125,730が上限ってこと?
そもそも5年以上経っていると時価額0円? なぞは深まるばかり。
5月3日
ニコン(ヤマト運輸)から修理品梱包用の段ボールが午前中に到着。
修理品のカメラとレンズを入れ、14-16時の集荷で発送。(集荷依頼は昨晩行っていた)
…GWなので、修理センターでの受取は早くても週明け5月7日の水曜になる見込みだ。
5月7日
AM9時にヤマトが配達完了。20時に『[ニコン修理]修理進行』のメールが届いた。


ちなみにニコンの修理の場合、見積額より修理代が高額となると郵送で再見積もり書類が送られてきて、継続修理するにはサインしてFAX送信というステップが入ることになる。こうなると、修理完了の日程も後ろ倒しとなる…。今回は最初から高額スタート。はてさて、どうなるか…
5月14日
WEB画面から進捗を確認すると…なんと費用が跳ね上がっていて、まさかの合計40万!?


ということで、再見積もりの封筒が届くコースに…orz
5月16日 18時
ようやくNikonから封書が到着。
修理進行に◎をつけてFAXで送信したが、月曜からの着手になってしまうだろう。
…水曜の段階でメールにPDFでもくっつけて送ってくれてれば、もう少し早く修理進行の指示が出せるのに…と、修理再見積もりコースになった人なら誰もがモヤッとするNikon修理の最大イケてないポイントだ。
ちなみに、なんでこんなバカ高くなったかという点については、以下の通りだ。

①のボディについては、VR機構部、前ボディ、上カバー破損など多岐にわたる部品交換が必要…そんなにもぶっ壊れてしまったのか!!と驚きを隠せない。
②のレンズについても、マウント部分が交換されるようだ。発送前に確認したときは、普通に動いてるように感じられたが、メインの主力レンズなので、あそこまでヤッてしまうと、交換してもらえたほうが安心というもの。
そして!!
Nikonから届いた紙をスキャナーで取り込みPDFにしたものを、今度は東京海上日動(保険会社)に提出。
LINE内メッセージボードに届いてていた【請求手続きURL】からあれこれ入力し、故障時の写真と先ほどのPDFを貼り付けて申請した。
こちらも週明けからの対応となってしまうだろうが、以前届いていたメッセージによると、書類提出後は、「2週間ほどお時間をいただき、書類の確認とお支払額の算定を行います。」とのこと。
★ちなみに、保険会社からも封書が数日前に届いており、このあとのフローが書かれていた。

書類の提出とあるが、すべてWEBからできるっぽい。紙で送るものはないですよね?と念のためLINEのメッセージで確認してみたが、返事は週明けかな?

…とこの画像を貼り付けていて気付いたが見積書の原本は送らないとダメいっぽい。
封筒にいれるものは見積書原本だけでOKか、追加で確認を送ってみた。
5月18日
WEBの修理進捗をみたら、再見積もりで空欄に戻っていた納期予定日が更新されていた。
金曜の夕方にFAXした結果が反映されたのだろうか…

5月19日
東京海上日動(保険会社)からメッセージの返信があり、
・16日に送付した概算見積と写真では実際の修理内容を正確に判断することが難しい。
・メーカーから正式に出された見積書または修理明細が手元に揃ったあとで再送を。
という内容だった。
ニコンから届いた再見積もり書類なので正式な見積書だと思うのだが、これではダメだそうだ。
続きは新しい情報が入り次第、更新予定!